余市病院病院長 吉田秀明
余市病院のホームページにようこそおいで下さいました。
 当院は北後志(積丹町、古平町、余市町、仁木町、赤井川村:人口3万6千人)を診療圏とする
ベッド数178床の中規模病院です。歴史的経緯や診療科などについては別項に譲り、ここでは余市病
院の目標、基本姿勢といったものを紹介させていただきます。
 職員には『自分の家族が病気やけがのとき、受診を勧められる病院になること』を目標として掲げ
ています。この言葉そのものは平易でわかりやすいのですが、実践となると様々な要素を満たす必要
があり、病院あるいは医療の本質がすべて含まれることになります。例えば、診療レベル(医師/ス
タッフの技量、治療設備)、入院設備、窓口の応対、職員の人間性、など自分の身内の生命を託すの
にためらいのない病院であることが必要です。職員一人一人がつねにこのことを噛み締めて患者様や
御家族に接するなら、必ず地域の信頼を得ることができると確信しています。このことはつまり、地
域に必要な病院と認知されることで、医療を取り巻く厳しい環境の中で生き残るための条件でもあり
 次に当院の診療事業の基本姿勢ですが、北後志では唯一の公的基幹病院としてあらゆるニーズに応
えるよう努力しています。つまり、各診療科、急性期、慢性期、療養型、検診、時間外救急(一次〜
三次)、訪問看護、など、都市ではこのいずれかは特化した方が効率が良いのですが、地方において
こそ小規模ながらすべてを揃える必要があります。「採算の合わない部門は切り捨てる」のでは、地
域の要請を満たすことはできません。余市病院は儲けるためのサービス業ではなく、地域の生活を縁
の下で支える『インフラ』なのです。
 また、話題は変わり、職員に対する基本方針ですが、自分やチームの技量/知識をレベルアップす
るために必要な投資はこれを積極的に行っています。たとえば、学会、研究会、講習会などの参加は
基本的にすべて認めています。余市病院では職員一人一人が貴重な戦力であり、財産であるからです。
 最後に私から地域の皆様にお願いがあります。
 現在、余市病院で働く地元出身の看護師は半数に満たず、他の職種も同様で、地元出身以外の職員
に支えられているのが実態です。そこで、病院としては、このような人材確保の努力を続けています。
具体的には、中学校くらいから医師、看護師、技師、など、地域の医療や福祉を支えるのに必要な職
業(資格)を紹介し、学生に興味と目標を持ってもらうようさらに積極的に働きかけたいと思います。
どうか皆様の御理解と御賛同を賜りますようお願いいたします。
みなさんこんにちは。
社会福祉法人
余市病院
ます。
北海道社会事業協会
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